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アベイラス アンプロップの特徴

  • 【+】をクリックすると、特徴の詳細が表示されます。
  • セラミックタイルや御影石などの防滑製品とは比較にならない防滑性能を有しています。

  • 極めて優れた防滑性能が滑りによる転倒事故を未然に防ぎ、歩行者の安全性を確保します。

  • 施主様及び施設管理者様の損害賠償リスクを大幅に軽減します。

  • 採用された施主様より、滑りによる転倒事故が激減し、損害賠償リスクも大幅に軽減されたとの高い評価をいただいています。

    ※転倒事故による死亡者数統計や転倒事故が原因の損害賠償についてはこちらをご参照ください。

  • 吸水性がほとんどないことから、汚水・油・血液等が浸透しません。

  • 表面に付着した汚れも簡単に洗い流すことができ、嫌な臭いやシミの発生を大幅に削減します。

  • カビや藻が発生しにくく、ヌメリが生じにくいことから清掃における負担が大幅に軽減されます。

  • 既存の天然石やタイル床の上に ハイブリッドストーン「アベイラス アンプロップ」を直接施工(カバー工法)することが可能です。

  • 既存床材の撤去作業や下地調整作業がなくなり、工期が大幅に短縮されコストが大幅に削減されます。

  • ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを取り付けると現場でもカットが容易にできます。

  • すべてのカラーで ハイブリッドストーン「アベイラス ポリッシュ」(磨き製品)とほとんど変わらない色調での提供が可能です。

    ※天然石に防滑仕上げを施すと、すべての色調が白っぽくなり、本来の色や高級感を失ってしまうことがあります。

  • 画一的であったエントランスや雨水などで濡れることによって転倒事故の危険性が予見される場所でのデザインの幅を拡げ、意匠性に優れた提案を可能とします。

  • ハイブリッドストーン「アベイラス アンプロップ」ハードタイプ(超高硬度硬質素材製品)ビッカース硬度は1635HV1と、鉄の約4倍、天然御影石の約2倍と極めて高い表面硬度を有しています。

  • フレキシブルタイプ(高硬度軟質素材製品)のビッカース硬度は1200HV1と、鉄の約3倍、天然御影石の約1.5倍と極めて高い表面硬度を有しています。

  • 割れや欠けが生じにくく、駅・空港などのハードユースの床でもほとんど摩耗しません。(20年以上の使用実績あり)

  • 優れた耐久性や、高い耐摩耗性・耐衝撃性により防滑性能の長期保持が可能となり、リフォーム回数を大幅に削減します。

  • 同一条件下においてハードタイプの摩耗による耐久年数(※)は、天然御影石バーナー仕上げの約4倍、フレキシブルタイプ(高硬度軟質素材製品)でも約2倍以上になるためライフサイクルコストを大幅に抑えることが可能です。

    ※摩耗による耐久年数は一般的に表面硬度倍率の二乗に比例すると言われています。

  • セラミックタイルや天然御影石等の防滑製品は摩耗により短期間で滑り抵抗値が条例などの基準値を下回ることがあります。

    ※詳細は「他社製品との性能比較表」をご参照ください。

  • HACCP床材に求められる要件を満たした完全適合床材です。

  • 劣化による床のリフォーム工事(による休業)がほとんど必要ありません。数年毎に発生していたリフォーム工事がなくなります。

    HACCP特設ページ

素材の種類Material Type

活用事例Application Examples

東海道新幹線品川駅のホーム笠石として使用されているハイブリッドストーン アベイラス アンプロップの横を新幹線300系が走る様子

駅構内

エントランス付近に施工されたハイブリッドストーン アベイラス アンプロップ

エントランス床

HACCP対応床材であるハイブリッドストーン アベイラス アンプロップを食品工場で施工した完成図の②

食品工場床(HACCP)

スーパー銭湯のお風呂場に施工されたハイブリッドストーン アベイラス アンプロップ

浴室床

プールサイドに施工されたハイブリッドストーン アベイラス アンプロップ

プール底床・プールサイド

中央大学の屋外階段に施工されたハイブリッドストーン アベイラス 蓄光ライン入防滑階段を斜め上から見た様子

屋外階段床

両サイドに手摺りが設置されている屋外スロープ

屋外スロープ床

浴室床面と浴槽周りにハイブリッドストーン アベイラス アンプロップ ホワイト色が施工されている

一般住宅

他社製品との性能比較Product Comparison

項目アベイラス
アンプロップ
セラミックスタイル
(無釉タイプ)
天然石
(高級みかげ石)
天然石(中国産みかげ石)
滑り抵抗値 (※1)
(JIS A 1509-12)
種類素足革底靴素足革底靴素足革底靴素足革底靴
C.S.R.B.C.S.R.C.S.R.B.C.S.R.C.S.R.B.C.S.R.C.S.R.B.C.S.R.
1.3740.831.3290.451.3990.7491.3990.749
-0.543-0.4-0.377-0.377
石鹸1.037-0.758-0.835-0.835-
割れ・欠け割れにくい
欠けにくい
割れやすい
欠けやすい
割れやすい
欠けやすい
割れやすい
欠けやすい
耐摩耗性
(機能の持続性)
摩耗度摩耗しにくいやや摩耗するやや摩耗する摩耗しやすい
ビッカース硬度1,635HV1 (※2)約700~800HV1約700~800HV1約500~700HV1
モース硬度7約5~6約6約5~6
吸水率0.04%約0.5% ~5%約0.3% ~5%約0.5% ~8%
吸水率から
起きる問題点
汚れ汚れにくい汚れやすい汚れやすい汚れやすい
劣化劣化しにくい多少劣化する劣化する劣化が早い
藻の発生発生しにくい発生する発生する発生する
臭気発生発生しにくい発生しやすい発生しやすい発生しやすい
菌の繁殖繁殖しにくい繁殖しやすい繁殖しやすい繁殖しやすい
清掃性良い悪い悪い悪い
リフォーム時の対応性フレキシブルタイプを
上から貼るだけ
(カバー工法)
はつりと下地作業が必要はつりと下地作業が必要はつりと下地作業が必要

比較表がすべて表示されない場合、右へスクロールしてください。

上記試験検査場: 床性能研究会/建材試験センター/佐賀県窯業技術センター/茨城県工業技術センター/東京都立産業技術研究センター

  1. 滑り抵抗値は数字が高いほど滑りにくい床材です。
  2. ハードタイプ: 1,635HV1、フレキシブルタイプ: 1,200HV1
  • 東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアルでは床の滑り抵抗値C.S.R.(革底靴)の推奨値は平面が0.4以上、スロープが0.45以上です。
  • 鉄道関連施設の床の滑り抵抗値C.S.R.の規定値は0.5以上です。

転倒事故の死亡者数Slip & Fall Fatalities

転倒事故 vs 交通事故の死亡者数

転倒事故による死亡数は交通事故による死亡数の 2倍以上 です!

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転倒・転落事故による死亡者数(2019年度)
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交通事故による死亡者数(2019年度)

主な不慮の事故の種類別にみた死亡数の年次推移 -1995~2019年- 厚生労働省「人口動態調査」より

転倒事故死亡者数詳細

スリップ・つまづき・よろめきによる転倒死亡数は 毎年増加 しています!

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スリップ・つまづき・よろめきによる転倒死亡者数(2019年度)
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転倒・転落合計死亡者数に対しての比率

転倒・転落・墜落死亡数詳細の年次推移 -1995~2019年- 厚生労働省「人口動態調査」より

損害賠償Compensation for Damages

転倒事故の増加に伴い、訴訟や賠償金額も増加しています。

裁判事例「餃子の王将」重傷客と和解、100万円の支払い命令」

右足が前方に勢いよく滑り、左ひざを複雑骨折、左膝が動かしにくくなる障害が残った

判決:約2,500万円の損害賠償を求めたが、王将側は原告の女性に解決金100万円を支払う内容で和解。(大阪地裁 2015年3月6日)

裁判事例「足拭きマットが滑り転倒、みずほ銀行に92万円の支払い命令」

入り口の傘袋スタンド近くで転倒し、右太ももを骨折。右股関節が動かしにくくなる障害が残った

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:マットの裏側が濡れており、足を乗せたことで滑ったのが原因。客の安全を確保する必要があるのに、管理を業者に任せきりにしていたと銀行側の注意義務違反を認めた。(東京高裁 2014年3月14日)

裁判事例「アイスクリームで転倒、860万円支払い命令」

アイスクリーム店前で転倒。足や腰の骨を折り、膝が曲がりにくくなる障害が残った

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:アイスクリームが床に落ちていないよう管理する義務があり、十分なスペースを作り、そこで食べるよう誘導したり、午後6時までの清掃の委託時間を延長したりすべきだという管理責任を指摘した。(岡山地裁 2013年3月14日)

裁判事例「雨で床滑り転倒、しまむらに572万円の支払い命令」

傘袋のスタンド近くで転倒し、右太ももを骨折し、右股関節が動かしにくくなる障害が残った

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:客が滑って転倒する危険があったことは明らかで、滑りやすい状態が放置されていたとして、慰謝料などの支払いを命じた。(大阪高裁 2011年11月29日)

裁判事例「ウィンズ渋谷内での転倒事故に、264万円の支払い命令」

ウィンズ渋谷で男性が転倒し、腰と左ひざをねん挫

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:転倒した場所は御影石が光を反射するほど磨かれ、傾斜している上、当時雨でぬれていた。歩行者が転倒する可能性は無視し難いものがあり、設置と管理には欠陥があったと判断しJRAに支払いを命じました。(大阪高裁 2006年9月27日)

裁判事例「裁判所内での転倒事故に105万円の支払い命令」

大阪地裁堺支部で、視覚障害者の男性が階段で転倒し、肘の骨を骨折

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:点字ブロックや滑り止めがあれば転倒することはなかったとし、こうした整備は努力目標でなく法的な義務だったと位置づけ、国に支払を命じました。(大阪高裁 2004年12月22日)

裁判事例「ビル内での転倒事故に損害賠償2,200万円の支払い命令」

JR池袋駅のビルで主婦が転倒。左足骨折、左股関節機能麻痺

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:低コストを業者に強要するあまり清掃も十分でなく、また床に油や水が付着して滑りやすくなっていたことが原因とし、損害賠償の支払いを命じました。(東京高裁 2001年11月27日)

裁判事例「コンビニ内での転倒事故に115万円の支払い命令」

ファミリーマートで買い物中の女性が転倒して左腕を縫う怪我

判決:原告(転倒者)勝訴

判決理由:ファミリーマートは安全確保のため、水ぶき後からぶきするなど、客が転ばないよう店舗経営者らを通じて指導する義務があったとして、慰謝料などの支払いを命じました。(大阪高裁 2001年7月31日)

製品詳細Product Information

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