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床材料の動摩擦試験Floor Material Testing

2012年に一般財団法人ベターリビングの浴室ユニットの認定基準が改定されました。

  • 一般財団法人ベターリビングで「洗い場床材の滑り性(転倒リスク)を軽減する」ために施行されたこの基準改正により、これまで静摩擦方式(O-Y・PSM)のみであった滑り性試験に加え、弊社が研究開発した動摩擦方式(NA式滑り試験機)による滑り性試験が導入されました。

  • この改正では、浴室床のみが対象であり、かつ静摩擦方式か動摩擦方式の選択式となっております。

  • この改正は第一段階として一般家庭の健常者を主対象としているため、基準値もあまり厳しく設定されておりませんが、今後、高齢者や非健常者を対象としたより厳しい基準値の検討がなされていく予定です。

  • これまでの静摩擦方式に動摩擦方式による検証方法が加わることで、滑り転倒のリスクの大幅な軽減に繋がります。

一般試験名称動摩擦試験
試験(測定)機名NA滑り試験(ドペル)
規格・基準BL認定基準
BL認定基準・評価基準・試験方法一般財団法人ベターリビング 優良住宅部品性能試験方法書(浴室ユニット BLT BU2020 別表11)
NA滑り試験機の外見

N.A滑り試験機

蓄光材料のりん光輝度試験Phosphorescence Brightness Testing

2006年「誘導灯及び誘導標識の基準の一部を改正する件」の施行に伴い、高輝度蓄光式誘導標識の認定制度が発足しました。

JIS Z 9097:2014(津波避難誘導標識システム)及びJIS Z 9098:2016(災害種別避難誘導標識システム)の附属書に蓄光材のりん光輝度に関する規定が明記されました。

  • 「誘導灯及び誘導標識の基準の一部を改正する件」(平成18年消防庁告示第5号)が施行され、高輝度蓄光式誘導標識が新たに避難誘導設備として位置付けられ、認定制度へと移行されました。

  • 高輝度蓄光式誘導標識の認定基準において「りん光輝度」の性能は最も重要な試験項目です。

  • JIS Z 9097・9098には津波、洪水、内水氾濫、高潮、土石流、崖崩れ・地滑り、大規模な火災を想定した各避難システムに夜間の電源喪失を考慮に入れた有効な対策として蓄光式避難誘導標識の設置が示されました。

  • JIS Z 9097・9098の附属書Dにおいて蓄光材料のりん光輝度が規定されています。

一般試験名称りん光輝度試験
試験(測定)機名BM-5A・BM-100A(トプコンテクノハウス)
※BM-100Aは施工現場での実測及び予測測定が可能です。
規格・基準高輝度蓄光式誘導標識認定基準、JIS Z 9107・9097・9098
JIS規格基準蓄光関連のJIS規格について
トプコンテクノハウス社製の色彩輝度計(BM-5A)

BM-5A(トプコンテクノハウス)

トプコンテクノハウス社製の輝度測定器(BM-100A)で輝度測定中

BM-100A(トプコンテクノハウス)