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アルシオール リフレクション の基本機能

アルシオール リフレクションの特徴

  • 【+】をクリックすると、特徴の詳細が表示されます。
  • トンネル用LED照明が設置されたA領域紫外線強度が0.2μW/cm2、かつ照度が5ルクスの場所において、蓄光機能により消灯後3時間以上10mcd/m2以上(JIS規格の基準値)の表示面輝度が確保され、表示板の矢印・ピクト・文字の視認性を確保します。

  • トンネル内が電源喪失により消灯した際、車両のヘッドライトが届く距離範囲から再帰反射部(ピクトサインや矢印、文字部など)の表示をはっきりと確認できます。
    ※表示部はカプセルレンズ型反射シート(緑色)になります。

  • 蓄光部は ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」(蓄光製品)の極めて優れた発光性能及び耐久性能と同一性能です。

  • 内照式誘導表示板のような電気配線工事などは不要です。

  • 直貼付けが可能であり、施工が簡単なため、施工費が大幅に削減され工期が短縮されます。

  • 蛍光管やバッテリーなどの交換・メンテナンスが不要であり、維持管理にコストがほとんどかかりません。

  • ライフサイクルコスト(20年)は内照式誘導表示板の1/3~1/4です。

  • 優れた耐久性とそれを裏付ける数多くの長期間の使用実績から業界唯一の5年保証を実現しました。

  • 現時点において発光性能の5年保証をしている製品は唯一 ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」のみです。

  • 登録番号:KT-180102-A

  • 登録年度:2019年

  • 再帰反射機能付高輝度蓄光式表示板として唯一NETISに登録されています。
    ※詳細はこちらをご参照ください(国土交通省新技術情報提供システムページへ飛びます)

  • 電力不要で省エネルギーかつ商業用電源設備、蛍光管、配線などの消耗品が不要なため維持管理上の廃材が発生しません。

  • 発光の際の発熱がありません。

  • アルシオール製品は20年以上にわたる多数の設置実績を有しますが、蓄光性能の劣化事例は現在まで一例も報告がありません。

施工例Installation Examples

素材の種類Material Type

※使用用途によりハードタイプかフレキシブルタイプをお選びください。

その他表示板との比較Indicator Comparison

名称アルシオール リフレクション内照式誘導表示板反射式誘導表示板
概要
低照度、低紫外線強度の照明光を吸収し自発光する高輝度蓄光機能と再帰反射機能を併せ持つ表示板表示板の内側に蛍光管を配し、内側から表示面を照らす電気式の表示板表示部に再帰反射機能を付与した表示板
停電時の
発光性能
A領域紫外線強度が0.2μW/cm2(LED照明で照度5ルクス程度)で飽和励起後、3時間後経過で10mcd/m2以上の輝度を維持停電時40分後まで内蔵バッテリーで蛍光灯が点灯するが、以後消灯発光しない
停電時視認性
消灯後3時間経過で十分視認可能バッテリーが切れる40分後以降は視認不可能停電直後から視認不可能
車上視認性
再帰反射機能により、移動中の車のヘッドライト照射でも明確な視認が可能再帰反射機能を有しておらず、移動中の車のヘッドライト照射では視認し難い再帰反射機能により、移動中の車のヘッドライト照射でも明確な視認が可能
初期設備費用
配線等電気工事が不要のため内照式誘導表示板の約1/2表示板本体が高価かつ配線等の電気工事が不要なため高価表示板本体が安価かつ配線等電気工事が不要のため最も安価
メンテナンス及び
維持管理費用
メンテナンスフリー(蛍光管やバッテリー等の交換が不要)定期的な蛍光管や電池等の交換が必要、 かつ常時電力を使用するため負担大メンテナンスフリー(蛍光管やバッテリー等の交換が不要)
ライフサイクルコスト
(LCC)20年
配線等電気工事が不要かつメンテナンスフリーのため内照式誘導表示板の1/3~1/4

※詳細はお問い合わせください。
初期費用及びメンテナンス・ 維持管理費用とも最も高くLCCが最大配線等電気工事が不要かつメンテナンスフリーのため内照式誘導表示板の1/10以下
停電を伴う避難時の
総合評価
✕(※1)

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  1. 40分以内で全員が確実に避難可能な場合のみ◯

適用範囲Applicability

適用可能な範囲

  • ボルト・ナット留め及び接着が可能なコンクリートやタイル、ホーロー内装板、塗装アルミ内装板、塗装鋼板、プラスチック板。

  • トンネル用LED照明でA領域紫外線強度が0.2μW/cm2以上かつ照度が5ルクス以上確保できる場所。

特に効果の高い適用範囲

  • トンネル内や地下駐車場内の避難誘導表示板。

適用できない範囲

  • トンネル用LED照明でA領域紫外線強度が0.2μW/cm2未満かつ照度が5ルクス未満の場所。

  • ボルト・ナット留め及び接着不可の場所。

  • 適用にあたり、「道路トンネル非常用施設設置基準」(平成11年改正 国土交通省)及び JIS Z 9098(災害種別避難誘導標識システム)をご参照ください。

様々な仕様に対応Supports Different Specifications

明視下のハイブリッドストーン アベイラス リフレクションを金属板に貼った拡大図暗視下のハイブリッドストーン アベイラス リフレクションを金属板に貼った拡大図

金属の基材に接着が可能です。

明視下のハイブリッドストーン アベイラス リフレクションに穴開け加工した拡大図暗視下のハイブリッドストーン アベイラス リフレクションに穴開け加工した拡大図

穴開け加工が可能です。

視認性確認実験Visibility Experiment

トンネル内での視認性確認実験内容

  • 国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所の協力のもと、「土木学会突発災害時における避難誘導に関する調査研究小委員会」によって、2015年5月21日、八雲第二トンネル(当時、南三陸国道事務所管理内で建設中)内で ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール リフレクション」の有効性検証実験が行われました。

  • 実験では、今後建設されるトンネルで標準設置されるLED照明を使用し、表面輝度と視認距離毎の視認性を検証しました。

  • 被験者のアンケート結果では表示面輝度が30mcd/m2で9割強、10mcd/m2で7割弱の被験者が視認できると回答し、暗いトンネル内に設置された ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール リフレクション」の有効性が確認されました。

ハイブリッドストーン「アベイラス アルシオール」についてさらに詳しく知りたい方へ

蓄光製品の詳しい内容や、技術的な概要をご提供しております。